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QS新興大学ランキング2018 ② G型大学創成力

グローバル教育解説

2018.08.20

G型大学の創成力はデザイン力と国家の勢い

 短期間に急激に発展し、ランキングに載るようになった大学にはいくつかのタイプがあります。

(1)理工系、生命科学系の専門大学として特化し、優秀な教員、研究員を海外からも招聘し、極めて高いアカデミックレベルを誇る大学。
(2)複数の得意分野の異なる単科大学を再編・統合し、学際的手法を採用、海外の一流大学と連携。アカデミズムの拠点として、周辺諸国から研究者・教員や学生を集め、G型大学として急激に発展した大学。
(3)当初からG型大学としてのコンセプトを明確に持ち、研究者・教授、学生の多様性の高さを前提にして創設された大学。

アジアの新興大学はいずれも理工系、生命科学系を特化した大学

 2018年のQS新興大学ランキングの最上位6大学は、いずれもアジア大学ランキングに常にランクインする実力派大学です。

1位 ナンヤン工科大学(NTU)<QS世界11位> (シンガポール)1991年設立
2位 香港科技大学(HKUST) <QS世界30位>(香港)    1991年
3位 KAIST         <QS世界41位>(韓国)    1971年
4位 香港城市大学        <QS世界49位>(香港)    1994年
5位 浦項工科大学(POSTECH)<QS世界71位>(韓国)   1986年
6位 香港理工大学(PolyU)  <QS世界95位>(香港)   1994年

 このうち4大学は1990年以降に創立された、文字通りの新興大学です。しかも、6大学すべてが(1)項に分類される理工系、生命科学系の専門大学として特化。創立当初から優秀な教員、研究員を海外から多数招聘、極めて高いアカデミックレベルを誇る大学です。世界大学ランキングでもポイントが極めて高く、いずれもベスト100位以内に入っています。特に、シンガポールのナンヤン工科大学(NTU)<世界ランキング11位>、香港科技大学<同30位>、KAIST<同41>の存在感アップが大きく目立ちます。

(続く)

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