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英語プログラム導入が進む非英語圏の大学・・・③スウェーデン

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2021.05.15

北ヨーロッパ4か国の高等教育・研究の中心となっているには、何といってもスウェーデンです。
人口 :約1,023万人(2019年)
公用語:スウェーデン語
英語教育:小学1年から開始され、ほとんどのスウェーデン人は英語を運用できます。
(ドイツ語、フィンランド語、ノルウェー語を使用できる人が多い、複数言語環境になっています。)

拡大する英語プログラムと大学のグローバル化

高等教育の言語:英語・スウェーデン語
大学の修士レベル以上のコースは、英語が主要言語になっています。2020年以降、学士レベルのコースも英語化が進み、大学のグローバル化が進展しています。英語による授業の増加が契機になり、海外からの留学生が増加しています。

レベルが上がる、スウェーデンの理工科系大学

2021QS世界大学ランキング200位以内に、下記の5大学がランクインしています。

<スウェーデン大学ベスト5>
・ルンド大学 Lund University (97位 1666年創立)
・王立工科大学 KTH (98位 1970年創立)
・ウプセラ大学 Uppsala University(124位 1477年創立)
・チェルマース工科大学 Chalmers University of Technology (139位 1829年創立)
・ストックホルム大学 Stockholm University (189位 1960年創立)

近年、理工系の専門大学である、KTH(スウェーデン王立工科大学)とチェルマース工科大学の発展が著しく、ヨーロッパ全土から優秀な教授陣と研究者を集め、EU各国の企業との連携を深めています。

北ヨーロッパの健康科学の拠点 カロリンスカ研究所

カロリンスカ研究所(別名:カロリンスカ医科大学)は、スウェーデンのストックホルムに2つのキャンパス(Solna, Huddinge)を持つ医療・健康科学に関する大学です。

医歯薬系専門大学としては世界最大規模で、スウェーデン国内の医歯薬研究の40%以上がカロリンスカ研究所で行われており、世界で最も優秀な医科大学のひとつといわれています。
開講されている医療・健康科学に関する10の修士学位プログラムは、すべて英語で行われ、極めてレベルが高く、実践的専門的かつグローバルにアプローチする内容となっています。
外国人留学生対象に英語で授業が行われる学士課程「プレメディカルプログラム」(修士進学のための準備課程)があり、世界各校の様々な学習歴からカロリンスカ研究所の修士課程に接続できるように配慮されています。この大学は修士課程以上の大学院生が多く、附属の世界規模の大学院もレベルが高く、医療分野の先端研究・イノベーションに大きな役割を担っています。
また、教授・講師の約1/3が国外の様々な国・地域から集まった、多様性の高い人的環境。修士課程以上のコースには奨学金制度が充実しており、志望分野の学習・研究を戦略的に履修できるようにコースが配置されています。
1901年からノーベル生理学・医学賞の選考委員会の拠点は、カロリンスカ研究所に置かれています。

<カロリンスカ研究所の世界的評価……QS専攻科目別世界大学ランキング2021>
・医学……6位
・歯科……10位
・薬学・薬理学……17位
・看護学……20位
・バイオ科学……32位
・心理学……86位

(続く)

(本記事は、オービットアカデミックセンター会報誌 プラネットニュース 2021年5月号(2021年4月20日発行)に掲載された内容です。)

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