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後藤敏夫の選ぶ 最近注目の大学、学科、コース③

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2014.08.17

秋田大学国際資源学部
- 国際資源獲得競争に参入するために
急激なグローバル化に対応するために,理工系学部でも、学科を改組、野心的な取り組みが始まりました。専門分野を英語で授業・演習を行い、実践的な力を養成するコースに改組する動きが目立ってきたことです。

秋田大学国際資源学部
・・・・レアメタルやシェールガス等の新資源の探査・開発

国立秋田大学は、従来は鉱山学部という、Miningを専門とする工学部をもつ唯一の大学として異彩を放っていました。しかし近年レアメタル、メタンハイドレートやシェールガス等新しい資源の実用化等資源をめぐる環境が激変、国際的な資源の開発・獲得競争は熾烈さを増しています。この状況に対応するために、秋田大学鉱山学部は国際資源学部という新学部に全面改組しました。資源を中心に扱う国内唯一の学部という点だけでなく、極めてユニークで実践的なアプローチを行うため、国内のみならず海外からも大きな注目を集めています。(この分野ではオーストラリアのクイーズランド大学の資源工学コースが世界的に有名です。)
この学部は次の5つの特徴をもっています。

世界の資源学をリードする教授陣
資源学で世界TOPレベルの教授陣が最新の技術、資源事情を講義、指導します。
徹底した文理融合カリキュラム・・設置された次の3つのコースはそれぞれ専攻分野だけでなく隣接領域も勉強できます。
1.資源政策コース(文系分野中心・・資源ナショナリズム・資源経済・資源国の社会分析等)
2.資源地球科学コース(理学分野中心・・資源分布の予測、資源生成システムの解析、等地球科学からのアプローチ)
3.資源開発コース(工学分野中心・・資源開発技術、資源開発の最適手法、リサイクル・製錬技術、鉱山における環境保全技術)
英語による専門教育・・・2年以降の専門科目はすべて英語
海外で専門職として活躍できるように、徹底した専門分野英語演習プログラムが用意されています。
○1・2年で専攻分野に関連する英語集中プログラム(IEAP)が必修。
○各コースとも2年以降の専門科目はすべて英語で行われます。
海外での資源学実習(全コース必修)
学科の学生全員が3年次後半に約4週間の海外資源フィールドワークが義務づけられています。資源が存在する現地でリサーチを行い、事前事後の「国際資源クリエイティブ演習」と合わせて卒業研究につなげます。
最先端の研究設備が使える。
指導教員の指導のもとこれらの設備を使い、極めて実践的な演習が行なわれます。また学生は、常時国際学術誌に発表している教員の最先端の研究成果に触れられるので、その専攻分野勉強の意義を常に確認できます。

<後藤敏夫のコメント>

今後の世界を大きく左右する資源という分野を、しかも国際共通語=英語で学べる学部ができることは『まだまだ日本の大学も捨てたものではない』と思います。東京や京都、大阪ではなく秋田という周辺から革新的なコースがでるのですね。野心を持った学生にチャレンジして欲しいと思います。

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