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後藤敏夫からの新年のメッセージ 【2012年】

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2012.01.21

謹賀新年・・・激動の時代を乗り越えるために

明けましておめでとうございます。昨年もいろいろなことがありました。3.11の災害、中東諸国の民主化(チュニジアやエジプト、リビアのカダフィ政権崩壊)、ヨーロッパの経済危機、アメリカの財政危機など、政治経済の変化と大きな天災。まさに私たちを取り巻く環境は大きく変わろうとしています。これは時代の大きな変化によって、今までの常識が全く通用しなくなるということを意味しています。

インターネットの普及とグローバリゼーションの大きな進展

1989年のベルリンの壁崩壊、1991年ソ連崩壊で冷戦構造がなくなり、アメリカは軍需技術だったコンピュータネットワークを民間に公開。インターネットがまたたく間に世界中に広がりました。これによって情報、お金、人、モノの国境を越えた動きが激しくなってきました。数兆ドルというお金が一瞬にして国から国へ動いたり、アマゾンドットコムのような店舗のないネットワークを利用した小売業が大きく伸びたりしています。また、急速に企業の多国籍化も進展しています。

 

経済規模が小さくなる日本と、急速に成長するアジア・中近東・アフリカ

2008年を境に日本の人口は減少を始めました。いくつかのシンクタンクの資料を見ると2040年時点(みなさんが何歳になっているか計算してみてください。)で約9000万人台。

現在から約3000万人も減ることになります。GDP(国内総生産)は約半分になってしまうとの予想です。社会の超高齢化が進むので、人口減以上の割合でGDPが減ることになります。大雑把に言えば、モノは半分しか売れない、仕事の数も半分になるということです。同様にヨーロッパの先進地域は国家財政が破綻に瀕していて今後大きな成長は見込まれません。一方、今後成長が大きく期待されるのがアジア、中近東、アフリカです。電化製品や車を購買できる中間層が大きく増えています。

 

企業が求める人材・・・グローバル人材

企業にとって、たとえ一流大学を卒業しても日本語だけを使い、小さくなる日本でしか働けない人材は当然必要でなくなります。必要とされるのは、英語が使え専門技術や仕事のノウハウをもち、異なる民族の人たちと仕事ができる人。アジア、中近東、アフリカどこにでも赴任できる人。・・・その国籍は日本人に限定されません。

 

オービット生の出番です

こんな時代、海外体験を生かすことを教育方針に据えたオービットで育った皆さんの活躍が目立ちます。インターナショナルスクールから海外大学へ進学した多くの卒業生たちは勿論のこと、日本人学校出身の卒業生もなかなか健闘しています。千葉県の進学校から慶応大学進学、一部上場製造業の海外営業部に配属、今年ポーランドに赴任が決まったT君。東京大大学院卒で政府系援助で病院を作るノウハウを伝えにイラクのバクダッドに赴任したK君。総合商社でオーストラリアのブリスベンに赴任しているM君等、かなりの数にのぼっています。

この変化の時代にポジティブに生きている彼らには共通の特徴があります。

1.英語学習がコミュニケーションのためだということを肌で実感していること。

2.何事にも興味を示す。たとえば香港の雑踏やシンガポールのローカルフードを食べ歩きすることが好きで、異文化に対して拒否感を持たず何でも体験、見てやろうという感性をもっていること。

3.想定されない事態に対応できる柔軟な思考力と基礎学力があること。まさにオービット生の出番でしょ?

(終)

 

ワールドクリエィティブエデュケーション CEO
オービットアカデミックセンター 代表 後藤敏夫

 

 

 オービットアカデミックセンター会員情報誌「プラネットニュース」2012120号掲載

2013年以降の掲載記事は オービットアカデミックセンターのWEBサイト グローバル教育最新情報 をご参照ください。

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