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Society5.0に対応する学部 中央大学情報系学部

グローバル教育コラム

2020.09.15

中央大学情報系学部
(Chuo University Faculty of Global Informatics)
中央大学は2019年、新しい社会「Society5.0」(※)に対応する人材を育成する国際情報学部を開講しました。(市谷田町キャンパス 通称名:中央大学ミドルブリッジ)https://www.chuo-u.ac.jp/admission/global_f/itl/
情報と法学を中軸とした新学部として大きな話題を呼んでいます。

 

1.国際情報学部の3つの学び

Society 5.0の情報の枠組み(=情報基盤)、基本的なルール(=情報の法学)を体系的に学び、常に想定外の課題に対応できる国際教養(=リベラルアーツ)を身に着ける学部です。
 
(1)情報の仕組みを扱う「情報基盤教育」科目
ICTに関する知識や技術等の「情報の仕組み」を扱う「情報基盤」を深く学ぶ科目群
・国際情報概論          ・国際情報史           ・基礎情報学
・情報理論            ・プログラミングのための数学   ・データサイエンス基礎
・プログラミング基礎       ・情報セキュリテイ論       ・情報ネットワーク論
・コンピュータアーキテクチュア  ・情報産業における人的資源管理論 ・データマイニングとAI 等
 
(2)情報に関する法律・ルール=「情報の法学」関連科目
情報に関する法律や政策等の「情報の法学」を扱う「情報法関連科目」
⇒「法科の中央大学」の伝統を生かした、実践的な専門科目群
・法学概論            ・国際規約と国際標準化団体    ・ITビジネスと公共政策
・行政法(情報法)        ・法情報学            ・情報政策概論論
・情報と国際安全保障       ・国際契約の起草学        ・民事法(総則と情報契約法)
・情報通信法           ・著作権実務           ・情報法
・AI・ロボット法         ・情報プライバシー権法      ・情報判例研究
・情報政策事例研究   等
 
<関連科目:情報発展/情報実践>
さらに専門的で、実践的な知識・知見を学ぶ科目群
・イノベーションと技術            ・プロダクトマネジメント    ・システムコンサルティング技法
・インターフェイスデザインとユーザー体験   ・デザインブランディング    ・情報心理学
・システム監査論               ・ICTケーススタディ      ・ネットビジネスとマネタイズ
・特殊講義(アジアとメディア)        ・特殊講義(ブロックチェーン) ・特殊講義(ゲームプランニング)
・特殊講義(言語とメディア)         ・特殊講義(クラウドコンピューティング)等
 
(3)グローバル・教養科目群
普遍的な価値観・異文化の背景を持つ他者の独自性の理解、グローバルな情報社会で活躍するために必須な英語運用能力、現代社会の理解に不可欠な幅広く深い教養とスキルを学びます。
・情報英語Ⅰ・Ⅱ          ・哲学        ・比較思想論
・比較宗教学            ・国際文化論     ・国際関係論
・異文化コミュニケーション論    ・ダイバーシティ論  ・インターネット文化とサブカルチャー
・応用倫理学            ・生命科学      ・物質科学
・環境科学             ・政治入門      ・経済入門
<ICT留学・国際インターンシップ>
・ICT留学 IT関連に力を注ぐ海外の大学・企業等で、2~4週間実体験を積み、ICT事情を学びます。
・国際ICTインターンシップ シリコンバレーに拠点を置くICT企業や大学を訪問します。(2週間)
 

2.卒業後活躍が想定される企業、業種

国際情報学部の卒業生は将来、様々な企業・業種で活躍を期待されています。
<業種>
・国家公務員
・国際機関(国際規範、国際規範を決定するような機関)
・インターネット広告を開発する企業
・配信メディア・ゲーム等のコンテンツの企画・配信を行う企業
・データ通信・サービス・プロバイダ企業
・各種Eビジネス
・企業の総合研究所、コンサルティング企業 等
⇒ICTを利用したシステム構築の中核スタッフとして
サービス・コンテンツ開発マネージャーとして
各種Eビジネスのコンサルタントとして
データサイエンティストとして
 
 

※Society5.0……総務省が発表した来たるべき新しい社会のこと。
「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」を「Society5.0」と定義し、その実現を目指しています。

<進展する5つの社会>
狩猟社会=Society 1.0(~約3万5千年前)

農耕社会=Society 2.0(約1万5千年前)

工業社会=Society 3.0(約250年前)

情報社会=インターネット社会(現在)=Society 4.0(約25年前~)

超スマート社会=Society5.0(今後~)
① IoTを介して「全てのヒト」と「モノ=デバイス」がつながり、新しい価値が生まれる社会
②AIにより、必要な情報が必要な時に必要なヒトに提供される社会
③イノベーションにより、様々なニーズに対応される社会
④ロボットや自動走行車なのテクノロジーで、ヒトの可能性が拡大する社会
経済産業省では、Society 5.0へ社会が進化するためのキーワードとして、IoT、ビッグデータ、人工知能(AI)、ロボットの4つをあげています。ICT技術の進展は、私たちの暮らしを豊かにする一方、時に思いもよらない課題も突き付けてきます。

 

(続く)

(本記事は、オービットアカデミックセンター会報誌 プラネットニュース 2020年9月号(2020年8月20日発行)に掲載された内容です。)

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